榊原いずみ音楽教室のブログ | 吉川市のピアノ教室ー榊原いずみ音楽教室

榊原いずみ音楽教室
ピアノが弾ける喜び感じてみませんか
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2017年10月31日 [音楽]
10月28日、萩原麻未ピアノ・リサイタルに行って来ました。
演奏会場は川口リリアホール。

初めて聴いたのが2014年6月で、その光を集めたように柔らかくて澄んだ音色と抜群のテクニック、そして何より暖かく喜びを与えてくれるワールドにすっかり魅了され、今回もとても楽しみに出かけました。

前半はショパン=リストとリスト。
後半がドビュッシーの前奏曲集1巻全曲の組み合わせ。

最初の「6つのポーランドの歌」の1曲目「乙女の願い」でのマズルカのリズムが素晴らしく、今回もすぐに惹きつけられました。
有名な「愛の夢第3番」「ラ・カンパネラ」はフランスものを聴いているような感じ♪
「パガニーニによる大練習曲」の中では「狩り」が素晴らしく、主題で出てくるホルンを模した音がとても素敵でした。

そして後半のドビュッシーが秀逸✨
前奏曲集は色々な方の演奏を聴いていますが、弱音の出し方、いかにもフランス音楽らしさを醸し出すテクニックは皆さん素晴らしくても、聴く側にすんなり入ってくる演奏と何か入ってこない演奏があるように感じています。
萩原麻未さんの前奏曲集は色彩が様々に変化していくようなテクニックはもちろんのこと、1曲1曲にとても説得力があり、柔らかく煌めいた音楽が心地よく心の中に入ってきました。

アンコール曲はドビュッシーの「小さな黒人」と「月の光」
正に珠玉のような諧謔さと美しさ。
そして最後のアンコール曲「小犬のワルツ」はとてもフランス風でした。
萩原麻未ピアノリサイタル

2017年10月22日 [レッスン]
当教室では初級Uのコース、楽譜【ピアノドリーム4】に入ると気を付けなければならないことが徐々に増えていきます。

今までは左手の伴奏は殆どが全音符の単音や和音だったのが、少しずつ動きが出てきます。
左手の伴奏の音が増えていくと、どうしても右手のメロディーの音が低い左手の伴奏に消されるようになっていくので、左右のバランスをちゃんと聴きながら弾くことが必要になってきます。

右手の動きに合わせて同時に左手も動かすこと自体が大変なうえに、左右の音の強さを調節することが要求されるので、一気に難しくなる感じですね。

そして、18番からは8分の3拍子や8分の6拍子が出てきます。
今までは4分の4拍子や4分の3拍子だけだったので、4分音符を1拍と数えていたのが、8分音符を1拍に数えなくてはならないので、これに慣れるのにも一苦労。

20番の『にんぎょのうた』ではタイで右手の単音を4拍のばしている間に左手は1拍ずつ音の動きがあり、右手のメロディーが消えてしまわないように、みんなとても苦労しています。
とても綺麗なメロディーの曲なので、しっかり歌うことも必要とされます。
おまけに左手は6拍目が8分休符なのできちんと離さなくてはなりません。
大変ですね。

年長さんの○○君、先日『にんぎょのうた』が💮(はなまる)になりました✨
お母様の話ではとっても頑張って練習したとのこと(^’^)

そうやって1曲ずつ頑張っていく地道な努力が、いつの間にか力になっているからね(*^_^*)




ピアノ 男の子

2017年10月14日 [音楽]
友人がピアノで出演している『マレーネ』の『公開舞台稽古』の観劇に行ってきました。

この作品は2014年に初演。主演の旺なつきさんが第49回紀伊国屋演技賞個人賞を受賞した話題作で、今回再々演となり、地方公演が決定したとのことです。
『舞台稽古』といっても『公開』であるため本番と全く変わらないものでした。

ストーリーはマレーネ・ディートリッヒがコンサートのためにパリを訪れ、楽屋入りからリハーサル、インタビュー、そしてショウまでのほんの数時間を濃厚に描いたもので、出演者も5名のみ。
そのうち2名がピアノとアコーディオンの演奏者で、舞台上で音楽による進行を務めつつ、劇中人物にもなっているという構成でした。

幕開けの音楽から始まり、時に効果音としての表現。かと思うとBGMに徹し、そして最後のショウで歌われる『リリー・マルレーン』『花はどこに行った』『バラ色の人生』他10数曲の名曲の伴奏。
様々な演奏技法をグランドピアノではなく、より表現が制限されるアップライトピアノを使用して、演じる方の動きに合わせて舞台を進行していく。
大変な緊張を余儀なくされるのだと思いますが、友人の弾くピアノはどんなジャンルの曲を聴いてもいつも心地よく感じさせてくれる美しい音色で、今回も素敵な音楽が奏でられていました♪

そして、旺なつきさんの素晴らしいこと✨
演技力も歌唱力もうっとりするくらい素敵で、もはやマレーネ・ディートリッヒにしか見えないくらいでした。膨大な長さのせりふも完璧に自然にこなされていて、とても感激しました。
マレーネ

2017年10月03日 [レッスン]
先日のレッスンで(^’^)

とてもピアノが上手な小学校4年生の○○ちゃん。
『ツェルニー30番練習曲』に入って順調に曲を仕上げていたのですが、6番になったら途端に弾きにくくなったらしく
「難しい、すごく難しい。もう、こんな難しいの弾けない。」を連発。

よくよく話を聞いてみると、ちゃんと片手ずつ練習して、片手だと弾けるのに両手で弾くと全く弾けなくなる。こんなこと今まではなかったとのこと。

練習曲集というのは演奏技術の習得と訓練を目的に作られているので、1曲1曲が同じパターンの繰り返しで出来ていることが多く、例えばこの『ツェルニー30番練習曲』の1番は右手は3連符のレガート奏法で左手は5の指を全音符で押さえながら他の指で4分音符を弾くという形でほぼ出来上がっています。

このずーっと同じパターンで出来ているというのがミソで、確かに技術の習得と訓練には持って来いなのですが、楽しいかと言われればうーーーん。
余程ストイックでなければ楽しくはないですね。
どの曲でつまずくかは人それぞれですが、「ツェルニーやだ!」という言葉がどこかで決まって出てきます。

こういう時に話しているのが、体育の授業や野球の練習のこと。今回も

「必ず最初に準備体操とかグランド1週走るとかやるよね。野球の選手だって素振りの練習するでしょ。ピアノの練習もそれと同じ。ハノンは指の練習。ツェルニーは曲が上手に弾けるようになるための練習。○○ちゃんは6番みたいなパターンの曲が苦手ってわかったんだから、それでいいじゃない。誰にでも苦手な曲はあるんだから。苦手だからって練習しないとずーっと苦手なままよ。ここで頑張って練習したら、苦手じゃなくなって簡単!ってなるかもよ。」
「うーーーん。そうかなぁ。。。先生、子供の頃ツェルニー好きだった?」
「ううん。大っ嫌いだったよ」
「良かったー♡先生も嫌いだったのね。私だけじゃないんだ」
と笑顔が戻ってくれました。

頑張ってもすぐに弾けない辛さはすごく良くわかります。
でもそこを乗り越えないとね。

頑張って(#^^#)

ピアノと女の子」

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