
2020年12月23日 [その他]
庭先に実った花柚子で柚子ジャムを作りました。
毎年この季節の恒例行事です。
収穫したのは12月に入ってすぐ。
柑橘系のジャム作りは手間がかかるので、よし!やろう‼と思う迄取り掛からないようにしています。
料理は全てそうだと思いますが、やっつけ仕事的にやってしまうと美味しいものは出来ません。
過去の失敗から学んだ事のひとつです。
作りたいと思う気持ちになる迄待って始めたので、柚子の種を外し、汁を絞り、皮を細く刻む。その間柚子の素敵な香りを充分楽しみ、心が満たされていくのを感じながら進める事が出来ました。
その作業中、生徒のA君の事がふと浮かんできました。
発表会が終わって大好きな鬼滅の刃の中の「炎」を弾く事になって、凄く嬉しそう✨
ただ、ハノンとツェルニーの練習曲と「炎」を課題にしているのですが、お母様の話では
「ツェルニーの練習曲を弾いている時間も結構長かったんですが、全〜然頭に残ってない感じで。。。結局弾けてなくて」
同じ時間をかけても弾きたくて弾く「炎」はどんどん弾けるようになっているのに対して、弾きたくないのに弾いている練習曲は殆ど進歩しない、と言う事の様です。
何をやるにもモチベーションは大切ですね。
いつも言っている、なぜ練習曲を弾くと良いのか!を説明し、A君は渋々頷いて今年最後のレッスンになりました。
冬休みだから時間も取れると思います。
先生みたいに、よし!やろう‼とツェルニーの練習曲にも向かってくれる事を期待しています😊
頑張ってね✌

毎年この季節の恒例行事です。
収穫したのは12月に入ってすぐ。
柑橘系のジャム作りは手間がかかるので、よし!やろう‼と思う迄取り掛からないようにしています。
料理は全てそうだと思いますが、やっつけ仕事的にやってしまうと美味しいものは出来ません。
過去の失敗から学んだ事のひとつです。
作りたいと思う気持ちになる迄待って始めたので、柚子の種を外し、汁を絞り、皮を細く刻む。その間柚子の素敵な香りを充分楽しみ、心が満たされていくのを感じながら進める事が出来ました。
その作業中、生徒のA君の事がふと浮かんできました。
発表会が終わって大好きな鬼滅の刃の中の「炎」を弾く事になって、凄く嬉しそう✨
ただ、ハノンとツェルニーの練習曲と「炎」を課題にしているのですが、お母様の話では
「ツェルニーの練習曲を弾いている時間も結構長かったんですが、全〜然頭に残ってない感じで。。。結局弾けてなくて」
同じ時間をかけても弾きたくて弾く「炎」はどんどん弾けるようになっているのに対して、弾きたくないのに弾いている練習曲は殆ど進歩しない、と言う事の様です。
何をやるにもモチベーションは大切ですね。
いつも言っている、なぜ練習曲を弾くと良いのか!を説明し、A君は渋々頷いて今年最後のレッスンになりました。
冬休みだから時間も取れると思います。
先生みたいに、よし!やろう‼とツェルニーの練習曲にも向かってくれる事を期待しています😊
頑張ってね✌

2020年12月15日 [その他]
1年ほど前からアガサ・クリスティの作品に夢中になっています。
推理小説は全般に好きでいろいろ読みますが、クリスティの作品を知ったのは大学生の時。
友人にマニアがいて定番の「そして誰もいなくなった」を勧められました。
その時は巧みなストーリーに衝撃を受けたものの、何故かその1冊で終わってしまいました。
その後、映画やドラマで観る機会は多くあり、原作を読まないままストーリーを知っている作品がどんどん増えることに。
昔に比べて文字の大きな新訳版が出ていて読みやすいということもあり、最近どっぷりハマっているところです。
中でも「春にして君を離れ」や「ゼロ時間へ」はこの年齢で出会って読めて本当に良かったと思います。
10代や20代で読んでいたら、全く違った感じ方をしていたはず。
子供の頃バッハの曲を聴いているとすぐに飽きていたのですが、今はいつまでも聴いていたい!と思います。
音楽であれ文学や絵画であれ、一つの作品が年齢を重ねるにつれて違った角度から感じられるようになるのは自然な事ですし、だからこそ芸術は素晴らしいのだと思います。
改めてそういう変化を楽しみながら、好きな事に没頭出来る至福の時間を味わっているこの頃です。

推理小説は全般に好きでいろいろ読みますが、クリスティの作品を知ったのは大学生の時。
友人にマニアがいて定番の「そして誰もいなくなった」を勧められました。
その時は巧みなストーリーに衝撃を受けたものの、何故かその1冊で終わってしまいました。
その後、映画やドラマで観る機会は多くあり、原作を読まないままストーリーを知っている作品がどんどん増えることに。
昔に比べて文字の大きな新訳版が出ていて読みやすいということもあり、最近どっぷりハマっているところです。
中でも「春にして君を離れ」や「ゼロ時間へ」はこの年齢で出会って読めて本当に良かったと思います。
10代や20代で読んでいたら、全く違った感じ方をしていたはず。
子供の頃バッハの曲を聴いているとすぐに飽きていたのですが、今はいつまでも聴いていたい!と思います。
音楽であれ文学や絵画であれ、一つの作品が年齢を重ねるにつれて違った角度から感じられるようになるのは自然な事ですし、だからこそ芸術は素晴らしいのだと思います。
改めてそういう変化を楽しみながら、好きな事に没頭出来る至福の時間を味わっているこの頃です。
