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榊原いずみ音楽教室
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2017年06月16日 [ピアノの練習方法]

♪ ピアノの練習方法(2) ♪

♪ 指使いを守ること

音符の上や下に書いてある指の番号、すなわち指使いは、一番弾きやすいお勧めのものです。
自分の指に合った指使いをきちんと理解して、変更できるようになるのはかなり進度が進んだ場合に限ります。
ですので、それができるようになるまでは、楽譜にあるお勧めの指使いを守りましょう。

間違った指使いを覚えてしまうと、正しい指使いに直すのにかなりの時間がかかります。
これは私自身、子供の頃に何度も体験しています。
早く弾けるようになりたいし、面倒だし、弾ける指で弾いちゃお!
みたいな気持ちになるんですよね...そして、先生に指摘されて直すのに一苦労...
限られた練習時間の中で、無駄に時間を使ってしまうことになり、何もいいことがありません。
さらに悪いことに、一度覚えてしまった変な指使いは、きちんと直したつもりでも、突然勝手に戻ってしまうことがあります。
よりによって発表会やコンクール直前の練習で、無意識にこの間違った指使いで弾いてしまい、違和感があって止まったりすると、ものすごく焦ります。
本番でこうなったらどうしよう・・・といった不安な要素を増やす原因にもなります。
怖いですね。

指使いはくれぐれも最初から正確に覚えましょう


♪ 部分練習の際は、その前後も含めて練習する

前々回、部分練習の大切さについて書きましたが、その補足説明です。
例えば2段くらいのフレーズ(メロディーの一区切り)の部分練習をした場合、弾けるようになってきたら必ずその少し前から弾き始めて、その少し後まで弾くように練習します。
音楽は流れが大切です。
この前後を含む練習をしていないと、変な間ができたり、流れを止めてしまうことになります。
それではもったいないですね。

@ 弾けていない箇所を何度も部分練習して
    ↓
A 部分練習が出来てきたら、その前後も含めて練習して
    ↓
B 最終的に1曲を通して練習する。

この順番で練習することが身につくと、とても効果的です。

習慣になるようにしましょう


花
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