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2023年01月12日 [音楽]
1月10日、五反田文化センターに友人が師事している川島基先生のピアノリサイタルへ行ってきました。

今迄なかなか日程が合わず、今回初めて聴ける事に😊
楽しみに出掛けました♪

プログラムは前半
バッハのパルティータ第1番。
ベートーヴェンのソナタ「テンペスト」
後半がショパン
プレリュードOp.45、バラード第2番、4つのマズルカ、アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ。

とても美しい煌めきのある音で奏でられたパルティータ。優雅で透明感があって古き良き時代の舞曲に想いを馳せる事が出来ました✨

テンペストはライヴで全楽章聴いたのは久しぶりだったのですが、やっぱり素敵な曲だなと認識を新たにしました。

そしてショパン。
多彩な音色にすっかり魅了されました。
特に弱音の美しさ、低音の響きの美しさはため息が出る程。
ショパンを聴きながら、ラヴェルやドビュッシーも絶対聴きたい!と思いました。
アンコールはプーランクのエディットピアフを讃えて。
全体を通して風格漂うとても落ち着いた演奏でした✨

バロックに始まり古典、そしてロマン派とリサイタルプログラムの王道を聴けて学習意欲を掻き立てられました。

新年早々素敵な演奏を聴く事が出来ました✨
今年も頑張ります😊
五反田文化センター

2022年12月20日 [音楽]
12月10日、ミューザ川崎シンフォニーホール音楽工房 市民交流室で開催された江崎皓介先生のリサイタルに行ってきました。

今回は前半がフランクの
前奏曲・フーガと変奏曲。
前奏曲・コラールとフーガ。
前奏曲・アリアと終曲。
後半がスクリャービンの10のマズルカとソナタ4番というプログラム。

フランクをライヴで聴くのは初めてでしたが、もの凄い重厚感‼︎
厳かな中に救いが垣間見えて、思わず祈りたくなるような音楽でした。
聴いているだけでもヘトヘトになるくらい凄い集中力を要求されるのですが、奏でられる多彩な音の中に浸かり、ずーっと聴いていたい、この時間が永遠に続いて欲しいと思わされるとても不思議な時間でした✨
いかにも西洋的な、日常の中に宗教が溶け込んでいる文化圏の音楽。
教会で祈りを捧げている人々の映像が浮かんできました。

スクリャービンは今まで聴いてきたどの演奏よりも、前向きでエネルギーに溢れていたように思いました✨
推進力が卓越で音楽が心地よく進んでいきました。
そしてソナタ4番の歓喜のコーダの素晴らしさ!
このコーダは綺麗な音や気迫のこもった音等、様々な音を聴いて来ましたが、太陽に向かって突進し、まさに太陽が燃えているのが見えるような色彩感に溢れたコーダでした。

2日続けて珠玉の音の中に浸ることが出来て、至福の時が過ごせました✨


江崎浩介ピアノリサイタル

2022年12月13日 [音楽]
12月9日、浜離宮朝日ホールで開催された京増修史さんのリサイタルに行って来ました。
昨年のショパンコンクールの配信で聴いて以来、絶対ライヴで聴きたい!と思っていたピアニスト。

前半がモーツァルトのデュポールのメヌエットによる9つの変奏曲とベートーヴェンのソナタ第28番。
後半はリストのペトラルカのソネット3曲とソナタ。というプログラム。

モーツァルトの最初の音は天井から美しく降ってきて、配信で感じた以上に素敵な音✨と魅了されました。
柔らかく滑らかでキラキラした音が転がるように続き、とてもとても美しいモーツァルト。
そして、ベートーヴェンも美音で奏でられ構成がカッチリ分かる演奏✨

後半のリストは美しくかつダイナミック。特に左手のパッセージの美しさはため息が出る程。
フォルテッシモの低音の響きはホールの床から響きホール中を満たしました。
全曲を通して1音1音をとても大切にされている丁寧な演奏でした✨

上手なピアニストは沢山いますが、この方の演奏は誠実さ、上品さ、謙虚さと言った良いお人柄が演奏に滲み出ているところが素晴らしいと思います😊
演奏を聴いていて、心が穏やかに、そして清々しく前向きになれるのが本当に素敵で、大ファンになりました🥰

アンコールはスクリャービンのソナタ4番とモーツァルト=リストのアヴェ・ヴェルム・コルプス。
アンコール1曲目の後にトーク。シャイでお茶目で自然体な感じが見受けられ好感度抜群✨
最後の渾身のアヴェ・ヴェルム・コルプスではとうとう涙が出てきました✨

24日の宮地楽器・神田お茶の水ホールでのクリスマスコンサートも勿論行く事にしました😊
今から待ち遠しいです✨

京増修史ピアノリサイタル

2022年11月17日 [音楽]
11月13日、オーチャードホールで行われた小山実稚恵ピアノ・リサイタルに行ってきました。

オール・シューベルトプログラムで前半が即興曲と楽興の時。後半が最後のソナタ。

小山さんのリサイタルは今迄に何度も行っていて、その度に暖かく心地よい空間に魅了され、リサイタル終了後もその余韻が長く続いている。そういう経験を毎回させていただいています。

今回も柔らかく美しい音でシューベルトが奏でられました。
とても抑制された演奏で、夢の中で聴いているような、隣の部屋で聴いているような、そんな不思議な感覚でした。
シューベルトは、もう少し輪郭がはっきりしていて、中音域や低音域が響いているイメージだったので、ある意味とても新鮮でした。

今回のリサイタルは
「親愛なるシューベルト」となっていて
小山さん自身の言葉として
「ひそやかなシューベルトのため息が近づいてくる…
叶わぬ願いと知りつつ、音に願いを込め続けるシューベルト。
あまりにも美しい歌はそっと心に寄り添いながら、閉じた心の奥深くにやさしい言葉をかけてくれる。
(中略)今思う、感じるシューベルトプログラムです。」
とあります。

改めてその言葉を読み、そういう思いでの演奏なのかと納得した次第です。

自分の思い通りに演奏が出来るって素晴らしいですね✨

舞台に飾られた花も演奏にとても溶け込んでいて、郷愁漂う夢の中のような映像でした。小山実稚恵リサイタル

2022年11月08日 [音楽]
11月5日、友人が主宰するピアノ教室の発表会に行ってきました。

毎年、アナウンスなどのお手伝いと演奏をさせていただいています。

今回はいつも利用しているホールが改装工事期間の為に利用出来ず、舞台ではなく工房室という広めのサロン風の部屋での開催でした。
椅子も利用者が自分達で並べるので、開始までにまずひと運動😊

幼い頃から参加している生徒さん達の演奏の成長振りには毎年感激させられます✨
私のこともすっかり覚えてくれたようで、いつもお手伝いしてくれるお姉さん(😅)とわざわざお母様とご挨拶に来てくれました✨

ついこの前中学生だったかなと思っていた生徒さんは来年なんと社会人になるそうで、すっかり頼もしい大人になって椅子並べのお手伝いから一緒にやってくれました✨
時が流れるのは早いなとつくづく思いました。

初めて参加した生徒さんも沢山いて、とても素敵な発表会でした✨

そして私の演奏は。。。
いつもレッスンでは自分の生徒にいろんな事を言っていますが、なかなか悔いのない完璧な演奏をするのは難しいですね。。。。
でも1曲に真面目に取り組むことが、ひとつひとつ自分の力になっていると改めて実感出来ました✨

友人の発表会

2022年09月22日 [音楽]
9月17日、第一生命ホールに「石井琢磨ピアノリサイタル2022 TANZ」を聴きに行きました。

YouTube「taku-音TVたくおん」で人気のピアニスト。
TANZというのはドイツ語で踊りを意味するそうで今回のプログラムは全て踊りの曲。

前半は
ショパン「ワルツ作品34」
バルトーク「ルーマニア民俗舞曲」
グリュンフェルト「ウイーンの夜会」

そして後半は
シューベルト=リスト「ウイーンの夜会 第6番」
ファリャ「火祭りの踊り」
モンポウ「歌と踊り 第6番」
グノー=リスト「歌劇[ファウスト]のワルツ」
というプログラム。

キラキラ輝いているような音、軽やかに球粒が転がっているような音、何層にも重なっている重厚な深みのある音、切なさに満ちた響きのある音。。。多彩な音色が楕円形のホールの中を縦横に駆け巡っているような感じでした。
まさに音の舞踏会のよう✨
様々なヨーロッパの「踊り」が堪能出来ました。
中でもショパンのワルツがとても新鮮でした。

曲間のトークもYouTubeで拝見する通りの雰囲気。

アンコールは「ゴリウォーグのケーク・ウォーク」と「献呈」
こちらは軽妙で洒脱なドビュッシーと最後に爽やかなシューマン=リストを聴かせていただきました。ねっとりしていない「献呈」も素敵でした。

今日でリサイタルから5日経ちました。
明るい木に囲まれたような素敵な楕円形の空間の中、煌めいていた音の数々と照明✨
ホールの雰囲気と踊りの曲のみで構成されたプログラムと音色の美しさが全てマッチしていて、未だに余韻が薄れることなく続いています。

この幸せに浸りながら、あとひと月近くに迫った発表会、出演するみんなにとって素敵な経験になるように頑張っていきます。






石井琢磨ピアノリサイタル

2022年07月22日 [音楽]



7月18日、彩の国さいたま芸術劇場に 三浦謙司ピアノ・リサイタル を聴きに行ってきました。

今回ピアノ・エトワール・シリーズも44回目。2012年度に開始されてちょうど10年目。
アクセスが近いこともあり今迄に何回も足を運び、様々なピアニストの演奏を堪能させていただきました。

今回は、バッハとバッハに強く影響を受けたとされる作曲家達の曲を、とご本人が考え抜いたプログラムだそうです。

前半は
バッハ:協奏曲 二短調
ハイドン:ソナタ50番 二長調
バッハ:幻想曲とフーガ イ短調
メンデルスゾーン:厳格な変奏曲

プログラムを見た時にハイドンのソナタ以外は重厚な重々しい感じになるのかと思っていたのですが、全然違いました。
とても澄み切った美しい音で、バッハはパイプオルガン、ところどころハープシコードで弾かれているような感覚。
ハイドンは今迄に聴き馴染んでいたソナタとは全く別物で、フランス風、ウイーン風という感じで新鮮でした。
メンデルスゾーンも初めて聴く感覚。重々しさより美しさが際立つ不思議な感覚でした。

後半は
バッハ:イタリア協奏曲
ワーグナー(リスト編曲):イゾルデの愛の死
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3楽章

ワーグナーとストラヴィンスキーは生演奏を聴くのは初めてでした。圧倒的なテクニックもさることながら、やはり音の美しさが抜きん出ていて脳が音を聴いて喜んでいる感じ。
重厚さはあるけれど、どこか爽やかで美しい。

全体を通して独特の空気感の中、美しい音が響いていました。

アンコールは3曲。
どれも聴いた事のない曲で翌日、HPで知ることに。
中でもTigran HamasyanのFides Tuaという曲は一度聴いたら忘れられない素敵な曲でした。






三浦謙司リサイタル

2022年07月05日 [音楽]

6月30日、東京オペラシティでのアレクサンドル・カントロフのピアノリサイタルを聴きに行きました。

演奏開始前、フランス語と日本語で「どうぞお楽しみ下さい」と本人による影アナでのご挨拶が✨

1曲目はリスト作曲J.S.バッハ「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」による前奏曲。
まずこの曲で深淵で哲学的とでも表現したら良いのか独特のワールドに惹き込まれました。

続けてシューマンのソナタ第1番。
今迄聴いてきた演奏とはかなり違う印象。派手に鳴り響くことなく、どこまでも深くそして美しい。この曲のイメージがガラリと変わりました。

後半はリストの
巡礼の年第2年「イタリア」からペトラルカのソネット第104番
別れ
悲しみのゴンドラU
と続いた後にスクリャービンの詩曲「焔に向かって」
最後にリストの巡礼の年第2年「イタリア」からソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」というプログラム。

前半後半、共に通しでの演奏。
後半は交響曲の長い1曲を聴いたような感覚でした。

弱音の美しさと、バスのまるで教会の鐘が響き渡っているような暖かいffに心奪われ、1音目から最後の音が消えるまでの緊張感が会場全体に伝わってきて、思わず息を止めてしまうほど。

静かで孤高でそして情熱的。
25歳でこれが表現できるなんて!
本当に素晴らしいの一言✨

アンコールはなんと6曲!
大曲を演奏した後に6曲も弾いて貰えるなんて初めての経験。
グルックの精霊の踊り、ストラヴィンスキーの火の鳥のフィナーレ、ヴェチェイの悲しきワルツ、ブラームスの4つのバラード2曲、モンポウの歌と踊り、最後にブラームスの4つのバラードの1曲。
スタンディングオベーションの中、会場全体が暖かい雰囲気に包まれました。


カントロフリサイタル

2022年05月14日 [音楽]

5月8日、ミューザ川崎シンフォニーホール音楽工房市民交流室に、師事しているピアニスト江崎皓介先生のリサイタルに行ってきました。

今回はTwitterでリクエスト曲を募りその中で希望の多かった曲というプログラム。

前半1曲目はプーランクの「エディット・ピアフを讃えて」

2曲目はシューマンの「ウイーンの謝肉祭の道化」
かっちりした構成が目に見える様に伝わってくる中、心地よい推進力と共に先生の多彩な音が随所に煌めいて、呆然としている間に終わってしまいました。

前半ラストはサン=サーンス(リスト編曲)の「死の舞踏」
物語性のある超絶技巧曲ですが、立体感と重厚感が凄かったです。

そして後半、シューベルトの「即興曲D899の第3曲の後、質問コーナーに。
当日会場で質問箱に質問を書いた用紙を入れ、それに先生が答える。というもの。
音楽的な質問から、好きな食べ物は?年齢は?といったものまであり、笑いもあり、和やかな時間でした。

その後ラヴェルの「水の戯れ」「亡き王女の為のパヴァーヌ」と続き、ラストはリストの「スペイン狂詩曲」

ラヴェルの美しさは本当に素晴らしく、音が心にダイレクトに浸透してきた、という表現以外に言葉が見つかりません。
ピアニッシモもソフトペダルなしで演奏されていて、レッスンでソフトペダルがなくても音量は変えられるという事を教えていただいた事を改めて思い出していました。
これは大変難しくなかなか出来ないのですが、目の前で体験させていただきました。

スペイン狂詩曲はもう圧巻でした!

アンコールはショパンの「ラルゴ」で、しっとりと美しくリサイタルが終了しました。

GW最終日、至福の時間が過ごせました✨

江崎皓介ピアノリサイタル

2021年12月08日 [音楽]

12月4日所沢ミューズ アークホールで開催されたクリスチャン・ツィメルマンのリサイタルに行ってきました。

プログラムは
バッハのパルティータ1番と2番。
ブラームスの作品117の3つの間奏曲。
ショパンのソナタ3番。

まずバッハ。
もし天国で聴くことがあったらきっとこういう感じ。もしかして今、天国にいるのかも✨という一言に尽きました。
今迄に聴いてきたどのバッハとも違う初めてのバッハ。
特に個人的に大好きな2番の「シンフォニア」は、あまりの崇高さ、美しさに呆然としていました。

ブラームス
晩年に書かれた有名な4作品の中のひとつで、美しさ、柔らかさ、暗さ、寂しさが相まった曲と言われます。
まさにその全てが極上の音(特に得もいわれぬ弱音が素敵✨)で奏でられていて、呼吸を忘れて聴き入りました。
今作品118の間奏曲を練習しているところなのですが、晩年のブラームスの作品の美しさに、ほんの少しでもいいから近づいていきたい!と思いました。現実はなかなか厳しいのですが😅

そしてショパン
今年はショパン国際ピアノコンクールで若さ溢れるコンテスタントの素晴らしいソナタを何回も聴きましたが、やはり全く違うソナタでした。
円熟という言葉でいいのか分かりませんが、全てがどっしりとした落ち着きを持ってセーブが行き届いた中で表現されていてやはり別格のソナタでした✨

前回のリサイタルに行ったのが2019年3月なので、2年9ヶ月ぶりにやっと聴くことが出来ました。
暫くはこの幸せの余韻に浸りながら、日々の指導、自分自身の練習に励みたいと思います😊
日本公演

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