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2021年06月22日 [音楽]
6月18日、大宮ソニックシティ大ホールにフジコ・ヘミングのピアノソロコンサートを聴きに行きました。

行きたいと行きたいと思いながらチャンスがなく、生で聴くのは今回が初めてでした。

プログラム最初の曲、シューベルトの4つの即興曲D899の第3番が聴こえてきた途端に涙が頬を伝わりました。
えっ、えっ、と思ったと同時に頭が洗われたような不思議な感覚でした。
胸が締め付けられて涙が出るというのではなく、あまりにも美しい音に呆然として涙が出てきたという感じでした。
よく多くの人が涙なしには聴けないと言われていますが、身を持って体験しました。

確か音響工学の検証で人が心地よいと思う周波数の中にフジコ・ヘミングさんが奏でるピアノの音が入っている、というのをTVで見たことがあります。
科学的にも検証されているとは言え、本当に不思議な経験でした。

美しい音を奏でるピアニストは沢山いますが、あの音は今迄に聴いた事のない音。
そして一つ一つの音を本当に大切に弾かれていて、音に話しかけられているような感覚でした。

プログラムは、その後ショパンのノクターンとエチュード2曲ずつ。モーツァルトのソナタK311。
休憩を挟み、ドビュッシー、ラヴェル、リスト。
リストのラ カンパネラの後、プログラムに記載されていたパカニーニによる大練習曲第3番がご本人の言葉でベートーヴェンのソナタ、テンペストの第3楽章に変更となりました。
この曲が大好きな私は本当に嬉しく聴かせていただきました。

閉演後の観客の退場は、混み合わないようにアナウンスで客席順に行われました。
コロナ禍に素晴らしいコンサートを聴くことが出来、感謝の気持ちでいっぱいです。
フジコヘミングコンサート

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